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【那須ビジ便り】早くも秋風


9月、長月に入りました。暑さもひと段落の那須高原です。
夏鳥の声も聞こえなくなり、代わりに虫の声が草むらからささやきます。

さて先日、雲海の見えそうなお天気だったので、那須高原を巡ってみました。


当たり!
恋人の聖地(那須高原展望台)に行くと、那須野が原一面に雲海が広がっていました(⌒∇⌒)

空も高く、夏空とは違った柔らかい青空になってきましたね。

 


草原ではワレモコウ(バラ科)が花盛りです。


漢字で書くと「吾亦紅」。

遠くから見ると、細い茎の先に小さなタワシがついているように見えますが、近くでよく見ると、えんじ色の小さな花が集まった美しい花穂です。

 


足元にはゲンノショウコの可憐な花。

現在でも胃腸薬に使われていて民間生薬として有名ですよね。
名前の由来も、効用があるかどうかは飲んでみれば「現の証拠」によく効いて解るよ、という意味からだそうです。

わりと身近でよく見られる草本で、花径12mmほどの小さな花ですが、よく見ると近い仲間のハクサンフウロなどにそっくり。
ほんのり薄紅の射した花弁と花柱に、紫の模様と雄しべが美しいです。

 


ナナカマドの実も色づいてきました。

 


見上げれば、サルナシ(コクワ)のつるにも、俵型の実がたわわに。


ツキノワグマも、サルも、ムササビも、森の獣たちはみんな大好きサルナシの実。


足元に一つ、落ちてきたのを拾って割ってみると。
ほら、キゥイフルーツそっくり!種もちゃんとあります(≧∇≦)

キウイフルーツと近い仲間で、味もそっくりです。
もちろん人間も大好きですね。この時期はコクワ採りに山に入る方も多いのではないでしょうか。
熊も大好きなので、はちあわせないようにお気を付けください~

 


そしてリンドウ類も、登山道より下で花期に入りました。
登山道ではもうピークも後半のようです。

那須高原でこの季節に咲く代表的な秋のリンドウ類は、ざっと挙げただけでもリンドウ、エゾリンドウ、オヤマリンドウ、エゾオヤマリンドウといろいろ…
それぞれ似ているので、なかなかに悩ましいです(^^;

 
こちらは大丸の周辺で見かけた、オヤマリンドウと思われる株。
さいしょリンドウかと思いましたが、花の全体シルエットや花弁の先がふっくらしている感じなのでオヤマかな?
花一輪だけ見ると、エゾリンドウと似ていますね。

 


宮沢賢治が例えた、星空の色。

アップで見ると、群青の中に白や濃紺の斑点があるのが判ります。
花の中には幾何学のような文様が入り、まるでモスクの天井を見上げているようです。

ちなみにこちらは、お隣の高原山で撮ったリンドウ。

花弁もつぼみも、とがっていてシャープな形ですね。
あと、リンドウだとこのように、つぼみの時に露出していた部分(紫色の濃い部分)と中に折りたたまれていた部分とが、色や稜線で明確に区別できる株が多くあります。
品種の違いなのか株ごとの個性なのか…はてさて。

 

秋分まであと3週間ほど。
秋が山を駆け下りてきました。

(遠山)

ところで、本日9/1は「防災の日」。
買い置きの防災グッズや、身の回りの対策について、いま一度チェックしなおすのに良い日ですね。
そんな日にぴったりなイベントが、明日、那須高原ビジターセンターで開催されます!

【講演会「まさか!のときの生き残り塾」参加募集中】*****************
 講師:進士 徹氏(NPO法人あぶくまNSネット)

大震災や豪雨、噴火など、日常生活の中にとつじょ現れる「まさか!」に負けないよう、身近なものを使ってたくましく生きのびる術とは!?
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〇講演会概要〇
2018年9月2日(日)13:00~16:00
那須高原ビジターセンター
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・お電話にてお申し込みください。
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