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【那須ビジ便り】夏の花たち~エゾアジサイ咲きました

 

京都の祇園祭も終わり、大暑も過ぎたというのに、那須地方は一向に梅雨明けの気配も見えない空模様が続いています。

  


それでも、昨日は空にもくもくと入道雲が出たり、


夏は高地で過ごす赤とんぼの仲間、アキアカネも群れ飛び始めたり。

 

なんとなく夏めいてきた那須高原です。

 


周辺や平野部では、夏の花たちが咲き始めてきました。
那須街道の赤松天然林でヤマユリが見頃です。

 


ふもとの田園地帯では、ヤブカンゾウも花期最盛。


ニッコウキスゲと近い仲間ですが、雄しべが花弁に変化して八重咲になります。
まるで燃え上がる火焔のような、美しい花です。


こちらは一重のノカンゾウ。

ヤブカンゾウが、どちらかというと山間部にも良くみられるのに対し、このノカンゾウは平野部のほうが多く見られるようです。

ちなみにどちらも、春の新芽は山菜として好まれる「カンゾウ」として知られていますが、花も食べられます。

 


ノリウツギの真っ白なアジサイに似た花も、大丸~峰の茶屋まで道沿いを飾っています。

 


リョウブの白い花も、降るように咲いています。
虫たちの羽音がウンウンと響いていますね。

 ところでこのリョウブ、なかなか蜜を出さず製品化できる量が採れるのは5年に一度くらいなのだそうです。


マルハナバチの仲間が、さかんに花に頭を突っ込みながら飛び回っていました。
この蜂たちもその貴重な蜜か、はたまた花粉か、どちらを集めに来ているのでしょうか?

 


湿地など低湿な土地では、ノハナショウブの気品のある紫の花。

園芸品種の「花菖蒲(ハナショウブ)」の原種で、野生の花菖蒲だから「野花菖蒲」。

ちなみに、アヤメ科のハナショウブは、縁遠いショウブ科の「菖蒲(ショウブ)」に葉が似ていて美しい花を咲かす、ということで「花菖蒲」と名付けられたのだそうです。(菖蒲湯に使うのはショウブのほう)


あと、近い種類でアヤメとカキツバタがありますが、垂れ下がった大きな3枚の花弁(外花被片)の付け根の模様が

・ノハナショウブ…黄色い一本線
・カキツバタ…白の一本線
・アヤメの仲間…網目模様  が、見分け方です。

 


シモツケソウの高山型変種、アカバナシモツケソウも咲き始めています。
 那須地方は、シモツケソウよりもほとんどこちらのアカバナシモツケソウなのだそうです。

「赤花」とついていますが、取り立ててシモツケソウより花色が濃いというわけでもなく、両種は花の時期は見分けがつかず果実を見ないと分からないということです。
園芸種の濃いピンクのキョウガノコを取り間違えているらしき写真も、Webでは散見されますね。

湿地や登山道に多い花ですが、那須甲子道路沿いにも一部見られます。

 

 


そして、那須甲子道路沿いでエゾアジサイが花期最盛です!


夏空のような鮮やかなブルーが美しい、野生のアジサイ。

    
両生花も青い星のようで可愛いですね♪

 

この台風が過ぎれば、梅雨は開けるのでしょうか?
早く青い空の下で、花々たちを見たいですね(⌒∇⌒)

 

(遠山)

 

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