【那須ビジ便り】那須岳登山道情報~リンドウ類はまだ見頃

 

9月に入ってから、涼しい日が続いたと思ったら、暑さがぶり返したり。
甚大な災害も起こり、今年はヒトの生活が気候に振り回されている感を一層強めた、夏の終わりでした。
関西での水害、北海道での地震で被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

 

さて、昨日9/13は、8月下旬から花期ピークを迎えたというリンドウの仲間たちの様子を確認しに、那須岳登山道を歩いてきました。


牛ヶ首~ロープウェイ山頂駅の間は、ピークを過ぎたとはいえ、まだまだリンドウ類が綺麗でした♪

 


アキノキリンソウ、ヤマハハコは花期終盤。
(ヤマハハコの白いのは総苞片で花弁ではなく、この株の花は終わっている状態と見られます)

 


シラタマノキ、ガンコウランも今年は当たり年でしょうか?
たわわに実っています。


コケモモはっけん!
このルビーのように美しい赤よ…(ピンボケなのはご愛敬ということで)
あまり数が多くないので、見つけられると嬉しいです!


麓は曇りなので、雲海が綺麗に見えましたよ~(*´ω`*)

朝のうちは、空は曇りで気温も12度程と肌寒く、山の上はもう秋の風情です。

 

では、お次は牛ヶ首から日の出平へ。


登山道わきのヤマトリカブトの群落が続きます。
花期ピーク終盤ですが、一面に咲いているのでなかなか見事です。

 


イワインチンも咲いています。

 


ナナカマドの仲間も赤く熟し始めています。
回りの木々もまだ紅葉していない様子でしたが、それでも夏の鮮やかな緑より、ほんのり柔らかい色になっているようでした。


歩いているうちに、だんだん晴れてきました!
この、お天気がコロコロ変わるのも、那須連山の特徴。
本日は無間地獄も、噴煙少な目かな?

 

さて、下山のために、牛ヶ首から峰の茶屋避難小屋へ向かいます。


三本槍も、会津の山々も良く見えます(^^♪


峰の茶屋避難小屋も、朝日岳に向かう剣ヶ峰も、登山のみなさんでにぎわっています。


峰の茶屋周辺では、クロマメノキも実が熟してピークです。


朝日岳が陽に輝いています。
かっこよいですね~(^^♪

 

ところで、一言に「リンドウ」といっても、那須岳にはリンドウの仲間が何種類かあります。
秋のこの時期に登山道でよく観られると言われているのが、次の種類。

リンドウ 1)花は茎頂に固まるがたまに葉わきにも付く 2)花弁の先は開く 3)茎がよく横臥する
オヤマリンドウ 1)花は茎頂に固まるがたまに葉わきにも付く 2)花弁の先は開ききらない 3)茎はほとんどが直立する
エゾリンドウ 1)花は茎頂と葉わきに付く 2)花弁の先は開く 3)茎は太く直立する

ちなみに、経験則による個人的なイメージを付け加えるなら、
リンドウ 1)花は他の2種と比べるとシュっとしたスマートなシルエット 2)葉は他の2種と比べると質が薄い印象 3)つぼみの時に外気に触れていた部分と畳み込まれていた部分との色の差が、開花した時に顕著に残る株が多い印象
オヤマリンドウ 1)リンドウと比べると花がふっくらしたシルエット 2)葉の質に厚みを感じる
エゾリンドウ 1)リンドウと比べると花がふっくらしたシルエット 2)葉の質に厚みを感じる 3)全体的に太くてごっつい印象


オヤマリンドウと思われる株。


エゾリンドウと思われる株。


リンドウと思われる株。

どちらにしろ、現場に行けばこれらの特徴の中間型もありますし、これにエゾリンドウの高山型のエゾオヤマリンドウもあると言われ、もうなんだか書いているだけでプシューと頭から蒸気が出そうです…( ̄▽ ̄)

図鑑を読んでるだけじゃ、解らないことがたくさん!
ぜひ自然の中で、彼女たちのありのままの姿を観においでください。
(遠山)

 

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